先日、塩素系漂白剤を使ってお風呂の床タイルの緑のカビを取り除いたのですが、その後大変な事になってしまいました。
お分かりいただけますでしょうか。
タイルの間のセメントが一気にはがれて無くなってしまいました^^;
漂白剤を使う前もだいぶんはがれてきてはいたのですが、それが一気に加速した感じです。
直後からシャワーの圧力だけで少しずつポロっととれていたので嫌な予感がしていましたが、数日でかなりはがれてしまいました。
セメントが弱っていた所に決定的ダメージを与えてしまったのかもしれません。
うん~最悪だ。
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どうしてセメントがはがれてしまったのか
どうしてセメントがはがれてしまったのか原因を調べました。
タイルとタイルの隙間に使用されるセメント(コンクリート、モルタルなど)は、主成分が炭酸カルシウムなので、酸素系漂白剤を使用すると化学反応をおこしてセメントにダメージを与えてしまうようです。
また、サンポールなどの強酸性のものも、アルカリ性であるセメントにダメージを与えてしまうようです。
しかし、今回使用したのは浴室用として販売されている塩素系漂白剤。そして長い時間つけっぱなしにしていたこともありませんでした。
もしかしてセメントに使用したらだめだったの?!と思って表示を見たのですが
砂壁?うん~ちょっと違うような。
結局、これという原因は見つかりませんでした。
おそらく我が家の場合は「長年の使用で弱っていた所に強アルカリ性の漂白剤が決定的ダメージを与えてしまい砕けてしまった」のではないかと思います。
失敗から学んだ教訓
「よく落ちる」「すぐきれいになる」ということは、よく考えると怖いことですね。強酸性、強アルカリ性、カビも根こそぎすぐ取れる・・・それだけ「刺激が強い」ということなんですから。
「使用時は換気をよくしてマスク、保護眼鏡、ゴーグルなどを着用、必ず手袋をして使用すること」そこまでして使わないと危険なものって、化学兵器を想像してしまいます。強酸性と強アルカリ性を混ぜれば簡単に毒ガスが作れますしね。
何にしても、強い洗剤を使いすぎるのは家の為に良くないというのは間違いないようです。
今回の失敗から学んだ事は、
・強い洗剤を使わないと取れない状態になる前に、汚れやカビを予防したり掃除したりすることが大切。
・漂白剤などの強力な洗剤は最終手段。普段は中性洗剤や重曹、クエン酸などのやさしい洗剤でお手入れする事。
・セメント使用の床タイルには、酸素系漂白剤、強酸性洗剤はもちろん、塩素系でも刺激の強い洗剤を使用すると、深刻なダメージを与える恐れがあるため注意する事。
検索で、酸素系漂白剤やサンポールなどでのお風呂掃除を紹介されていたりするページを見かけますが、各家庭によって床の素材も状態も違いますからね。まねをする場合は大丈夫かどうか注意をしながら自己責任で。
それにしても高い授業料になりました^^;
皆様も、特にお風呂の床がタイルの方はお気をつけくださいね。