スマートに暮らしたい

健康と幸せのために、心と部屋の片付けから

もしも私が家を建てるなら

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 もしも私が家を建てるなら、
 

 小さくてもいいから一戸建てのおうち。

 夜中でも気兼ねなく洗濯機を回せる場所がいい。自分のペースで動けなくて、生活音や付き合いに、気を使いながら生活するのはいやだ。


 出来れば自分の両親と、そう離れていない土地がいい。

 体調が悪い時、子どもの事で困った時、やっぱり甘えやすいのは自分の親。そして、いくつになっても頼るほうだけど、頼られるようになったらすぐに飛んで行けるから。


 義理の両親とは、同居じゃないほうがいい。

 愛し合った相手でさえ、一緒に暮らすと嫌なところが見えてくる。出来れば少し離れた距離で、お互いが猫をかぶり続けられる距離を保ちつつ、上手に仲良く付き合っていきたい。


 建てるのは子どもが大きくなってから。

 子どもが小さいうちは、安くて小さいアパートでいい。とにかくその時期は、家財もなるべく買わずに出来るだけ節約して、家を建てる時の頭金を増やすんだ。
 30年、35年ローンなんてぞっとする。そんな長い間、元気で働いて稼ぎ続けられる保証なんてどこにも無いから。出来るだけ、ローン期間は短く短く。

 子どもは小さな破壊王。かじられた壁、剥がされた壁紙、トイレの壁にはエンピツで顔が書いてある。大穴が開いた襖、傷ついた床、たたみも色々引きずるからボロボロだ。その跡を見ながら、当時を思い出して懐かしむ事も出来るけど、やっぱり家はきれいな方がいい。
 子どもが小さいうちに広いきれいな家を建てたら、食べこぼしや泥や何かわからない汚れを掃除するのに時間をとられ、そしていたずらする子どもを毎日怒鳴ってしまうと思う。
 

 内装は、デザインよりも使い勝手を重視したい。
 
 子ども部屋は子どもの数だけ。鍵はつけない。収納は出来るだけ沢山、タンスは絶対買わない。凹凸のある装飾はつけない、掃除が大変だから。内装はできるだけシンプルに、その方が修繕しやすいから。キッチンはデザインよりも使い勝手を重視して。あと、雨どいはつけたほうがいいかな。


 家具は最小限にして、丈夫で長期的に使えるものをそろえたい。

 家具は消耗品ではなくて、家の一部として考えたい。買うなら一生使えるものを。消耗品の家具を買ってしまったら、処分するのが大変だ。


 電化製品は、必要な時に必要な機能のものを買いたい。

 電化製品は、良いものでも10年くらい経ったら壊れてしまう。消耗品と考えてもいいかもしれない。「いつか壊れる、いつか捨てる」ことを考えて、生活に丁度いいものを買いたい。


 家を建てたら、家を直すための費用を貯めたい。

 家も、25年も過ぎると段々と痛みが出てくる。ローンを払い終わったらおしまいじゃない。子どもの学費は沢山掛かるし、家は壊れてくるし、体は衰えてくるし、貯金もなしじゃ心細い。


 私は家を建てることは一生無いと思う。ローンと共に引き継いだ、この家と私が買ったものではない家具を、直しながらこのまま暮らしていくんだろうなぁと思う。
 
 それが不幸せかどうかは判らないけど、たまには夢を見たっていいよね。

 

 あなたはどんな家に住みたいですか?


 これから家を建てる人が、建ててから後悔しない素敵な家を手に入れられますように!


 最後までお読みいただき、ありがとうございました(*^▽^*)