スマートに暮らしたい

健康と幸せのために、心と部屋の片付けから

息子が気付かせてくれたこと

 夕飯を作っていると、息子がひょいっとそばに寄ってきて「最近お母さん頭痛いって言わないねぇ、いい調子だねぇ。」とニコニコしながら言いました。
 最近は、私が元気で台所に立ってるのが嬉しいのか、ほぼ毎日「ねぇねぇお母さん」と学校であったこととか面白いテレビのこととかそばに立ったまま話してきます。

 働いていた時は、特にやめる前1年くらいは、夕飯も作れないくらいに疲れ果てていて体調も悪く、ほぼ毎日惣菜か外食になっていました。
 家族との時間と引き換えに稼いだお金は、ほぼ食費に消えました。母として、妻として、一人の人間として、理想の姿とは程遠い自分に、情けなさと罪悪感を感じて辛い毎日でした。

 それが今は仕事をやめ、体調も戻り、だいぶん自炊できるようになってきました。お金が無くて、先の生活の事とか考えると不安になるけど、でも元気です。

 外食が好きで、何かあればすぐに「外に食べに出よう」と言う息子。「このまま仕事やめれば」って無邪気に言うから「外食が減るけどいいの?」って言ったら、「今も外食多いじゃん」って。
 確かに・・まだまだ外食多いけど、これからもっとあなたの好きな外食は減りますよ!多分(笑)収入無いから節約頑張らなきゃ。

 

 家庭と仕事の両立をされている女性は沢山います。でも私はできなかった。他のよい職場なら、もしかしたら出来るかもしれないけど、今はまだ仕事に出るのが怖いです。
 息子の言うように、このまま仕事をやらずにいられるならって思うけど、現実は厳しい。お金がなきゃ、子供を、高校、大学と行かせてやることが出来ない・・・。しんどいですね。

 とりあえず今は出来る事から、節約と在宅で稼げるように、がんばる。

 

 そんな事があり、ふと思い出して探したらありました。パソコンの裏に埃をかぶって。息子が母の日のプレゼントで、義母と一緒に作ってくれたお花。

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 「おかあさんいつもごちそうをつくってくれてありがとう」と書いてあります。もらったのは、ちょうどしんどい時かな。その時は罪悪感もあって、お母さんしんどいんだからはいはいって感じで、ろくに感動もせずそこに置いた記憶が。
 その時の記憶の中の息子の顔は、お母さん喜んでくれるかなっていう嬉しそうな顔で、なんだか涙が出てきて、綺麗に拭いて見えるところに置き直しました。

 さて、頑張って夕飯作りますか。